呂色仕上げ
呂色(ろいろ)仕上げとは、日本の伝統工芸である漆器の中でも、特に美しい光沢を持つ技法です。
まるで鏡のように輝く表面が特徴です。
これは、漆を何度も塗り重ね、研ぎ出しを繰り返し行い、
最終的に非常に滑らかな光沢を持つ表面を作り上げる技法です。
この技法によって、漆器は深い光沢と美しい仕上がりになります。
何度も漆を塗り重ねて乾かし、研ぎ出しを繰り返すことで実現されます。



具体的な手順は以下のようになります:
- 下地作り:木地の表面を整え、下地の漆を塗ります。
- 中塗り:下地の上に何度も漆を塗り重ね、乾燥させます。
- 研ぎ出し:中塗りの漆が完全に乾燥した後、研ぎ出しを行い、表面を滑らかにします。
- 上塗り:最終的な漆を塗り、再び研ぎ出しを行います。この過程を繰り返し行い、光沢を増していきます。


研ぎ出しって???
桐の木から作った墨を使い、円を描くよう優しく研ぎます。この時に、炭がカタカタと踊るように研いでしまうと、傷が付き鏡のような仕上がりになりません。とても神経を使う繊細な作業工程になります。呂色仕上げは手間と時間がかかるため非常に高級感があり、美術工芸品としての価値も高いです。
日本の伝統的な工芸技術の一つであり、歴史ある技法です。
呂色仕上げの美しさは、ただ見た目だけでなく、触り心地も滑らかで気持ちが良い!
しかも、漆は自然由来の素材であり、抗菌性も持っています!
つまり、美しいだけでなく、実用的でもあります!
このように、呂色仕上げは職人の技術と時間をかけて作り上げられる、美しい工芸品です。
まさに、日本の伝統と美の結晶と言っても、過言ではないと思います。
当店には、呂色で仕上げてある製品が展示してあります。是非、ご覧下さい。