「お‐とりこし【御取越】」
2024年も、地域の皆様のおかげで、無事に年を越すことができそうです。心より感謝申し上げます。
おかげさまで、いつも足を運んでくださる大切な皆々様、また、新たなご縁もいただきましたこと、深く感謝いたします。
今年も残りわずかですが無事に御取越は終わられましたでしょうか?
我が家では、先日ごえんさんにきていただけ、終えることができました。
ところで、「御取越」は何の仏事かご存知ですか?
仏壇という大切な役割を担うものを取り扱う私たちにとって、
日々の暮らしの中での心の安らぎを感じられる場所を提供できることは、
何よりの喜びです。
藤井仏壇店では、皆様の心に寄り添いご希望にそったサービスを提供できるよう努めてまいります。
来年も、変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げ、皆様にとって幸せ多き新年となりますことを
心よりお祈り申し上げます。
さて、「御取越(おとりこし)」についてですが、
浄土真宗の門徒の家庭で、宗祖親鸞聖人の命日である旧暦の11月28日より数日繰り上げて行われる
報恩講を指し、冬の季語です。
報恩講は、親鸞聖人のみ教えに学んで、仏さまや先祖への感謝の意を込めて行われる法要です。
真宗大谷派(東本願寺)では11月21日から28日、浄土真宗本願寺派(西本願寺)では1月9日から16日まで
報恩講が営まれますが、他の寺院や家庭では本山に参拝できるように日程を繰り上げて行われます。
「御取越」は、家庭における最も重要な法要とされており、お仏壇のお掃除をしっかり行い、最上のお荘厳(お飾り)を
してお勤めします。また、来る寺の報恩講には家族そろってお参りし、お斎をいただき本堂に座り、最低でも一座の法要と
お説教を聴聞することが門徒としてのたしなみです。
「御取越」は「ほんこさん」「お引き上げ」とも呼ばれ、親鸞聖人の生涯をかけて尽力したことで死んで終わりの命ではないという
教えを慶ばぶる風習です。